日々のこと おかしのこと寅印菓子屋の日々
実家の庭にある金柑の木
木とよぶには背丈はあまり高くないけど
枝ぶりはなかなか立派で毎年たわわの実をつける
母はわたしが小さいころから毎年その実を煮て甘露煮を作っていた
でもわたしは甘くて苦い甘露煮はきらいだった
だけど最近、あるパン屋さんできんかんパンを食べてから
その美味しさに感動
きらいだった甘露煮の作り方を教わって作ってみることに
■きんかんの甘露煮■
1：金柑は洗って一晩水にさらしておく
2：金柑に3箇所くらいナイフで切れ目を入れる
3：鍋に金柑とひたひたの水を入れ火にかける
沸騰したら20分煮る
4：ザルにあげ冷水で洗う
5：種をとる
6：鍋に金柑・グラニュー糖（金柑と同量）・ひたひたの水を入れ火にかけ30分ほど煮る
7：煮沸消毒したビンに詰める
こないだのミモザの木のある家の横を通ったら
ちょっと剪定されて枝が落ちてるの発見！
すかさずいただいてきちゃった
もうちょっと黄色があせちゃってるけど
家に帰ってさっそく飾る
わたしの頭みたいにもじゃもじゃボリュームにいけてみた
ふきのとうをもらったので
ふきのとう味噌に初挑戦！
1：ふきのとうをザクザク刻む
2：油をひいたフライパンで炒める
3：味噌・みりんを合わせたものに2を加えて混ぜる
できあがり
ふきのとうというと天ぷら一辺倒だったんだけど
この味噌、最高に美味しい〜！
アツアツごはんに乗せてヨシ
焼きおにぎりぬってヨシ
ふきのとうの香りがぶわぁーっと口の中で広がって
体中に一気に春がくるようなかんじ
かなり幸せなお味
天ぷらは一瞬だけど、これなら長く楽しめるしね
ふきのとうの美味しさに気がついたとき
あ、大人になったなぁと思ったっけ
この味噌はさらに大人度高いかも
ちょっときどったサラダやなんかに
“ミモザ風”っていうのがある
「アスパラガスのミモザ風」というかんじで
ゆでたまごとか炒りたまごの細かいのがかかってたりするやつ
そのミモザっていうのがこれだ
小さいきいろの丸いつぶつぶがたくさん！
ふわふわだ
垂れ下がるようなシルエットも
葉っぱの黄緑との組み合わせも、すべてがやわらかくてふわふわで
あ〜春だなぁ とおもう
あのふわふわのボリューム感、わたしのあたまににてるんだよな
満開だ
あたたかかったきのう1日で一気に花ひらいた
今年のお花見ごはん会は来週末の予定
みんなでおいしいものを持ち寄って
お花見しながらたべるのだ
桜偵察隊長のわたくし 帰り道にチェック
場所は近くの善福寺川公園
どれどれ・・・
わぁ！と小さく叫んでしまうほどのきれいさ
満開だ
お願いだから来週まで咲いててちょうだい
みんなにこのきれいさを見せたいからお願い！
最近
知り合いが主催するお芝居のお手伝いをした
お客さんにあげるお菓子を頼まれたのだ
2年ほど前、上原ひろみのチケットを譲ってもらって知り合い、
今年また上原ひろみのライブで再会
そして今回のお仕事のはなし
縁って、出会いってふしぎだな
映像と芝居をうまく使い分けたおもしろい作品だった
たくさんの人がいてひとつの作品ができているんだな
もっともっとがんばらなくちゃなあ
いろいろ反省もした
シガラキのみなさま、足を運んでくれたみなさま
ありがとう
大すきなわが町 阿佐ヶ谷はお祭がすごく多い
有名なところで七夕祭、阿佐ヶ谷JAZZストリート
ほかにもたくさん！
このあいだのにちようび
松山通り商店街（交友会）のゆうやけ市にいってきた
商店街ではどのお店も安売りしてたり
出店をだしていたり
フリーマケットもあちらこちらで開催中
そんな中、ある材木屋のとなりの空き地で渋いオヤジたちがブルースを演奏してた
お！
あのバッパーズの吾妻さんまで！
地元のお祭りに地元のミュージシャンがでるのっていいね
しかもこんな普段着で
しばし立ち止まり聴き入る
その後、むかし文房具屋さんだったらしいおばちゃんの店（フリマ）で
昭和40年頃の電話帳とアドレス帳、ナンバリングを買った
ナンバリングはデッドストックで300円！
のんびり ゆるゆるなゆうやけ市
またまた阿佐ヶ谷が大すきになっちゃった
いつもクリスマスや家族の誕生日に
ケーキを注文してくれる高円寺の素敵な古道具屋さんから
またご注文いただきました
娘さんのゆずちゃんのたんじょうびケーキで
「生クリーム系のタルト」というリクエスト
くるみ入りのアーモンドクリームを詰めて焼いたタルトに
フランボワーズジャム・ココアスポンジ・いちご・カシスをのせ
削ったチョコレート入りの生クリームを絞りました
気に入ってもらえたかな？？
寅印のブログをはじめることにしました
注文をいただいて作ったお菓子たちやら
日々おもうこと・かんじたことなど
いろいろ綴っていこうと思います
